アルコールチェッカーSAC-110の特長
- 約5秒吹き込むだけの簡単アルコール測定
- 着脱交換式マウスピースに息を吹き込むタイプだから衛生的
- パソコン不要。99件のメモリ機能。
- 日付、時間、測定結果つきだから、いつ測定したのかが明確
- 日本唯一の業界団体"アルコール検知器協議会”登録業者による製造
アルコールチェッカーSAC-110の操作方法
- 電源投入後、約12秒間カウントダウンします
- その後、約5秒間、ピッーという電子音の間、マウスピースで息を吹き込みます
- 下記図のように、メモリー番号、アルコール濃度mg/L、年、月日、時間が表示されます
アルコールチェッカーSAC110の確認作業
メモリボタンを押しますとボタンを押すたびに、メモリ番号、アルコール濃度と、測定年月日と時間が表示されます。
アルコールチェッカーSAC-110の仕様
検知方式 | 半導体ガスセンサー |
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対象ガス | 吸気中アルコール |
表示結果範囲 | 0.00、0.05~0.25mg/L |
サンプリング方式 | チェッカー吹き込み口への吸気直接吹き込み方式 |
測定待ち時間 | 電源投入後約12秒 |
吹きかけ時間 | 約5秒 |
表示画面内容 | 日付・時間・測定待ち時間・測定結果・ 電池残量・メモリーデータ、他 |
データメモリー件数 | 99件保存(99件を超えると1件目から上書き保存) |
電源 | 単4アルカリ乾電池×2 |
機能 | ・オートパワーオフ機能 (最後のスイッチ操作後30秒後) ・データメモリ機能 |
電池寿命 | 約800回程度 |
使用温度範囲 | 0℃~40℃(温度80%以下、結露なきこと) |
保管温度範囲 | -20℃~60℃(温度80%以下、結露なきこと) |
外形寸法 | 45.0(W)×155.0(L)×25.0(T)mm |
質量 | 約100g(単4形乾電池2本含む) |
センサー寿命 | 1年間または3,000回使用のどちらか早い方 |
毎回マウスピースを交換する必要はございません。
水道水で洗い流すなどして、再利用可能です。使用する際は、乾燥させてからご使用ください。
国土交通省の自動車総合安全情報
下記義務に違反した場合、車両の使用停止などの行政処分が下されます。
事業用自動車の運転者の飲酒運転を根絶するため、平成23年5月1日より、運送事業者が運転者に対して実施することとされている点呼において、 運転者の酒気帯びの有無を確認する際にアルコール検知器を使用すること等が義務化されました。
概要は以下のとおりです。
対象となる事業者
- 一般旅客自動車運送事業者
- 特定旅客自動車運送事業者
- 貨物軽自動車運送事業者
※これらの他、貨物自動車運送事業法第三十七条第三項の特定第二種貨物利用運送事業者も対象となります。
アルコール検知器の備え付け
営業所ごとにアルコール検知器を備える。遠隔地で乗務を終了または開始する場合には、運転者に携帯型のアルコール検知器を携行させる。
点呼時の運転者の酒気帯びの有無の確認の際のアルコール検知器の使用
乗務の開始前、終了後等において実施することとされている点呼の際に、運転者の顔色、呼気の臭い、応答の声の調子を目視等で確認することに加え、アルコール検知器を使用することにより、運転者の酒気帯びの有無を確認する。
アルコール検知器の保守
運転管理者はアルコール検知器を故障がない状態で保持しておくために、アルコール検知器の製作者が定めた取扱説明書に基づき、適切に使用し、管理し、及び保守するとともに、次の事項を実施しなければいけません。
- 毎日確認が必要
- 電源が確実に入ること。損傷がないこと。
- 少なくとも週1回以上確認
- 酒気を帯びていない者がアルコール検知器を使用した場合に、アルコールを検知しないこと。
- アルコールを含有する液体又はこれを希釈したものを、口内に噴霧した上でアルコール検知器を使用した場合に、アルコールを検知すること。
※遠隔地で乗務を終了または開始する場合等、アルコール検知器を運転者に携行させ、又は自動車に設置されているアルコール検知器を使用させる場合にあっては、運転者が所属営業所を出発する前に実施すること
国土交通省のページによくある質問に対する回答が以下のページにあります。
電話:03-5253-8111(内線41624)
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03alcohol/index.html