リークディテクターカメラMJ-LKS(エア漏れ箇所の可視化カメラ)V2.5
予知保全を感覚的に診断できる超音波リークディテクタ。
エア漏れを音で聴いて、カメラで漏れ箇所を特定することが可能。
この製品は販売終了いたしました。
リークディテクターカメラMJ-LKS(エア漏れ箇所の可視化カメラ)V2.5の特長
聴いて、測って、ビジュアル化。誰でも簡単に設備診断。
- 予知保全を感覚的に診断できる超音波リークディテクタ
- エア漏れを音で聴いて、カメラで漏れ箇所を特定
- 画像をパソコンに保存
超音波の発生源をカメラ上にビジュアル化
ダイナミックターゲット機能を備え、超音波の検知と焦点化を自動で検知するカメラ。 検知すると黄色いポインタ、もしくは赤いポインタで表示します。
分かり易い操作パネル
誰にでも扱える、直感的で分かり易い操作パネルを搭載。 感度の調整やヘッドホン音量調整、画像の保存、その他細かな設定は、全てこのパネルから操作をすることができます。
人間の耳では聴こえない超音波を可視化
ヘテロダイン技術により、人には聴こえない音を聴こえる音域に変換。 付属のヘッドホンで日常にある風や、声や車などの音に影響されることなく超音波発生源を見つけることができます。
ダイナミックターゲット機能でリーク箇所を見逃さない
早くリークシューターカメラを動かして見逃しても、モニタ部の下方部にあるインジケーターは、特定しそこなった場合は、赤(黄色)黒の縦ラインが3秒残るので、やりなおしが可能
ヘテロダイン技術-人間の耳で聞こえない超音波を可聴化
超音波を人が聞くことができる音域に変換する技術付属のヘッドホンで聞くことができます。
日常にある風や、声や車などの音に影響されないで、
超音波の発生源のある不具合箇所の発見を簡単にします。
カラーのバーグラフ
RMS(実効値)の計測をリアルタイムで最大実効値を表示します。
RMSとは、時間と共に変化する信号の実効的な大きさを示す値の事
照準マークをカメラ上にビジュアル化
超音波の情報をビットマップで数とマークで情報化
パソコンへのUSB出力
USBケーブルは標準付属です。
1000個の画像をUSBケーブルを通じてパソコンに送ることが可能。
充電式リチウムイオン電池を使用
5時間の充電で約6時間の駆動が可能です。
電池切れになりますと、電源が消されます。
※V2.5より、フリーズした場合に長押しで電源オフができるようになりました。
5つの異なる画像でわかるリーク漏れの特定
ステップ1
【何の漏れのない状態】 ・リアルタイム実効値 ・枠ナシ ・緑色 ・ヘッドホンからは、音がない状態 | |
【少し漏れのある状態】 ・リアルタイム実効値 ・黄色のターゲット枠 ・黄色バーグラフ ・ヘッドホンから、かすかな音がする状態 | |
【少し漏れのある状態】 ・リアルタイム実効値 ・黄色のターゲット枠に「X」が出現。 ・黄色バーグラフ ・ヘッドホンから、音がする状態 | |
【 リーク箇所に近い状態】 ・リアルタイム実効値 ・赤色のターゲット枠 ・赤色バーグラフ ・ヘッドホンから、ハッキリした音がする状態 | |
【リーク箇所にかなり近い状態】 ・リアルタイム実効値 ・赤色のターゲット枠に「X」が出現。 ・赤色バーグラフ ・ヘッドホンから、大きい音がする状態 |
ステップ2
カメラのモニターに枠や矩形マークが検出されましたら、写真で撮影することをおすすめします。赤色のターゲット枠に「X」対角線が出現。
ステップ3
ヘッドフォンを使用して音の発生源を探知することができます。
さらに特定したい場合のステップ4
リーク特定用プローブLKS-400MM(別売り)を使用して、より近い場所で探してみると、より特定しやすくなります。
届きにくい郷里のある場所でもリーク特定用プローブLLKS-400MMがあると便利です。
リークディテクターカメラMJ-LKS(エア漏れ箇所の可視化カメラ)V2.5とは
リークデイテクターカメラは、CO2削減ツールとしての強い味方
空気圧の配管系からのエアリーク(空気漏れ)は、毎年各工場単位で数億円以上の無駄を発生させています。
ある工場では、数十万か所の接続箇所があり、多くの漏れを見逃して多額の損失をしていることに気がつかない場合があります。
リークディテクターカメラを使用することによって、リーク漏れ箇所を探知し、データを保存し、再発防止に取り組むことにより、年間で億単位の無駄の排除ができます。
- 超音波測定によりエア漏れを検知し、その漏れ位置まで自動的に絞りこみが可能
- ヘテロダイン技術で超音波を検知して聴覚で確認可能
- 実効値をリアルタイムに測定、デジタル表示。
- ディスプレイにカラーバーでもアナログ表示
- 超音波の存在をディスプレイに可視化(漏れの位置をターゲット印で可視化)
- 高所、狭所の配管、機械設備の点検も簡単にできます。
- 画像データを保存
- リークディテクターカメラは、圧縮ガス(空気、窒素、ヘリウム、二酸化炭素、等々)、真空の漏れ、電気容量の障害等 から生じる一部の超音波を検知できます。
リークディテクターカメラMJ-LKS[設備診断]の用途
エア洩れ箇所からは幅広く雑多な周波数の音波が発生しますが、その中に40kHz付近(不可聴帯域)の超音波が含まれております。
- 圧縮ガス(空気、窒素、ヘリウム、二酸化炭素、フロンガス等々)、真空の漏れ、電気容量の障害等 から生じるすべての超音波の検知が可能です。
- 地上・ラック上配管(長距離導管、プラント内配管など)
- 建屋内各種ガスヘッダー周辺
- 設備周辺バルブ・配管
- 溶接機周辺ホース
- 保温内ガスリーク(リーク量が多い場合)
- 各種ガス体タンク周辺
- 無休設備周辺診断
- 真空リーク(リーク量が多い場合)
- 放電・機械内部磨耗
リークディテクターカメラMJ-LKSの原理
気体や液体が配管等から大気中に噴出されると、静止している大気との境界で渦が発生し、そこに超音波が発生します。
このとき発生する超音波は、気体や液体の種類に関わらず、40kHz付近に強く現れます。
リークディテクターカメラは、このような超音波を検知し、表示パネルにカメラの焦点合わせマークが、表示されヘッドホンからの擬似音により通知します。
配管からのエア漏れや各種設備のガス漏れ発見に有効で、省エネ対策、環境保全対策、安全対策ツールとして、幅広い分野でご活用いただけます
何故、超音波は検知できるのですか?
- 超音波は非常に指向性があり、それが、一定の方向に発振するからです。
- 発生源付近では、非常に強い超音波を発生し、その箇所から遠ざかるごとに急激に弱くなります。
- ヘテロダイン技術により発生した超音波を可聴音に変換する。
- 騒音の大きな環境でも、検知器が正しく超音波を検知します。
リークディテクターカメラMJ-LKS(エア漏れ箇所の可視化カメラ)V2.5の仕様
カメラ | カラーカメラ 640x480ピクセル |
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表示部 | 3.5インチLCD LEDバックライト(320x240) |
画像 | キャプチャー機能 jpegフォーマット 赤色「X」は強いエア漏れ 黄色「X」は少ないエア漏れ 実効値:dB 日付け 画像のナンバー |
画像の保存 | 1000個の画像をUSBケーブルを通じて パソコンに送ることが可能 |
超音波センサ | 超音波帯域巾:±2 KHz(- 6 dB で) 中央周波数 :40 KHz±1 KHz 周波数の調整範囲:34~46 KHz ゲイン調整:50 ~110 dBの固定ゲイン (21段階) |
電源 | 充電式リチウム電池 5-6時間充電後、約6時間の駆動が可能 ※フリーズした場合に長押しで電源オフが可能(V2.5から)。 |
ヘッドホン | 0-10段階までのボリューム調整が可能 ノイズキャンセル ヘッドホン |
寸法/重量 | 230x100x70mm 3.9Kg |
環境温度 | -10-+50℃ ただし結露なき環境で |
製造元 | シナジーズテクノロジーズ社 |
*ガスのリークも検知可能ですが、防爆ではありません。
■標準付属
・超音波検知カメラ本体 MJ-LKS
・ABS樹脂ケース(ケースの材質とサイズが変更になりました)
・ヘッドホンLKS-EAR・ヘッドホン用プラグケーブル(x2:予備1本)
・パソコン用USBケーブル
・ACアダプター
・取扱説明書