山中式土壌硬度計
土壌の物理学的性質を表すものの一つの土壌硬度を測定する計器です。
平らに削られた断面に垂直にコーンを圧入するとコーンの圧入深とこれに対応する土壌の反力(バネの縮み)の双方が変数として同じに測定され、これ等から硬度の理論値(kg/cm2)が加算されます。
この独特の原理のために軟弱な土壌から軟質岩までの広範囲の硬度が数秒間に正確に測定されます。
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山中式土壌硬度計の特長
平らに削られた断面に垂直にコーンを圧入するとコーンの圧入深とこれに対応する土壌の反力(バネの縮み)の双方が変数として同じに測定され、これ等から硬度の理論値(kg/cm2)が加算されます。この独特の原理のために軟弱な土壌から軟質岩までの広範囲の硬度が数秒間に正確に測定されます。なお、土壌以外の一般の軟質物に対しても万能的に用いられます。
山中式土壌硬度計の仕様
土壌硬度計(山中式普及型)
主に教材用としてお求めやすい価格を実現しています。
硬度測定において重要な役割を果たす先端コーンを除いて、ほとんどの材質を樹脂製にしたため従来品に比べ軽量になっています。
※精度を求めるお客様は従来の「山中式標準型」をお求め下さい。
硬度指数目盛 | 0~40mm |
---|---|
1目盛 | 1mm |
支持力目盛 | 0~(無限) ㎏/cm2 |
バネ強度 | 8㎏ |
コーン寸法 | φ18mm×40mm |
寸法・重量 | 23.5×5×5cm 127g |
土壌硬度計(山中式標準型)
硬度指数目盛 | 0~40mm |
---|---|
1目盛 | 1mm |
支持力目盛 | 0~(無限) ㎏/cm2 |
バネ強度 | 8㎏(対40mm) |
コーン寸法 | φ18mm×40mm |
寸法・重量 | φ50×L230mm 650g |
土壌硬度計(山中式ポケット型)
標準型の規格サイズを正確に1/2に縮小し、標準型と同じ硬度目盛を附した製品です。標準型と一致します。重さは標準型の1/8と軽量になり、万年筆程度の携行性を具えます。
土壌硬度計(山中式平面型)
標準型のコーンに対して円板(面積2cm2)を、特殊の考案によって装着したモデルです。きわめて軟質な土壌及びその他の物質の硬度(圧密抵抗)の精密測定に用います。一般の測定に標準型と併用すると貴重な応用データが得られます。