T&D
ポータブルデータコレクタ RTR-500DC
RTR-500DCは「ワイヤレスデータロガーRTR-500シリーズ」のポータブルタイプの親機です。
データロガーと無線通信で離れた場所から記録開始、記録データの収集、現在値のモニタリング、警報監視ができます。
パソコンと接続しなくても、記録データを収集したその場でグラフ表示し、確認することができます。
製品名 | 価格 |
---|---|
商品コード ON-R500DC
T&D データコレクターRTR-500DC
※ハンディ。別途データロガーRTR-500シリーズの子機が必要
|
特価
税別 29,400円 (税込 32,340円) |
ポータブルデータコレクタ RTR-500DCの特長
無線通信タイプのデータコレクタ
無線通信タイプのデータコレクタ
RTR-500DCはデータロガーと無線で通信し測定データを収集します。
データロガーとの無線通信距離は見通しのよい直線距離で約150mです。
RTR-500Cを中継機として登録すれば、無線通信距離を伸ばすことができます。
登録可能台数
子機:1グループにつき32台まで (RTR-505/RTR-574は1グループにつき16台まで)
中継機:1グループにつき15台まで
グループ数:7グループまで
吸い上げたその場でグラフ表示
RTR-500DCで収集したデータはその場でグラフ表示できます。
グラフは1チャンネル分のデータごとに表示されます。設定した上限値/下限値を超えたかの判定結果の
確認、データ中の最大値/最小値の確認、グラフの拡大表示が可能です。
モニタリングと警報監視機能
RTR-500DCは設定した周期でデータロガーと無線通信して、
データロガーの現在値を取得するモニタリング機能があります。
専用ソフトウェアで上限値/下限値を設定したデータロガーに対しては同時に警報監視を行い、
上下限値を超えた場合は警報ブザーを鳴らし、画面上に警報アイコンを表示します。
複数のRTR-500DCで共通のデータロガーを管理
複数のRTR-500DCでデータロガーを共有することもできます。モニタリング用とデータ収集用でRTR-500DCを
使いわけたり、関係者全員が1台ずつRTR-500DCを携帯したりすることができます。
1台のRTR-500DCに子機を登録をした後、専用ソフトウェアによってRTR-500DCの登録情報を読み込む、または、
専用ソフトウェアは使わずに、RTR-500DCの"ビジタ登録"機能によって読み込む、という2つの方法があります。
ビジタ登録
すでに別の親機に子機登録されているデータロガーも、RTR-500DCに載せてビジタ登録することで
一時的に無線通信することができるようになります。
収集したデータをパソコンで管理
RTR-500DCで収集した記録データは専用ソフトウェアでパソコンに吸い上げて保存、グラフ表示ができます。
データロガーの登録や設定も専用ソフトウェアから行います。
片手で簡単操作
RTR-500DC本体の主な操作はジョグダイヤルとボタンで行います。
画面に表示されるメニューを選択する方式なので、感覚的かつスピーディーに操作することができます。
多彩な電源と省電力機能
電源は単4アルカリ電池2本です。他にも単4ニッケル水素電池、USBバス、専用ACアダプタ(オプション)で
電源供給が可能です。
電池を電源にして利用する場合、電池の消耗を防ぐため、電源を入れたまま3分間操作しないと
自動的に電源が切れるオートパワーオフ機能が備わっています。
暗いところでも見やすいバックライト付液晶ディスプレイ
暗い場所でも見やすいバックライト機能付液晶ディスプレイです。
省電力機能により5秒以上操作しなかった場合は、バックライトが自動的にOFFになります。
再度操作を開始すると自動的にONになります。ACアダプタを電源にして利用する場合は常時ONの状態になります。
ファームウェアのアップデートはお手元で
ファームウェアバージョンアップなど、製品に関する最新情報とプログラムはサポートインフォメーション
ページでご案内しています。新機種発売に伴う対応機種の変更など、お手元でRTR-500DC本体のファームウェア
のアップデートが可能です。
ポータブルデータコレクタ RTR-500DCの仕様
RTR-500DC | |
---|---|
対応機種(*1) | 子機
RTR-501 / 502 / 503 / 507 / 574 / 576 / 505-TC / 505-Pt / 505-V / 505-mA / 505-P Lタイプ, Hタイプ含む 中継機 RTR-500C |
最大登録台数 | 子機: 32台 x 7グループ (RTR-505 / 574 / 576は16台 x 7グループ)
中継機: 15台 x 7グループ |
データ容量 | フルデータの場合:
・RTR-574 x 7 台分 ・RTR-576 x 10 台分 ・その他の子機 x 15 台分 フルデータでない場合: 最大250 台分 |
通信インタフェース | <親機-(中継機)-子機間>
・無線通信(特定小電力無線) RTR-500Cモード: ARIB STD-T67 (周波数:429 MHz帯, RFパワー:10 mW) RTR-57モード (*2): ARIB STD-T67 (周波数:426 MHz帯, RFパワー:1 mW) ・光通信 (独自プロトコル) RTR-574 / 576を除く子機 <親機-PC間> ・USB通信 ・シリアル通信(RS-232C) (*3) |
無線通信距離 | 約150 m (見通しの良い直線において) |
通信時間 | データ吸い上げ時間
・無線通信: データ16,000個につき約2分15秒 中継機使用時は中継機1台につき上記時間を加算 ・光通信: データ16,000個につき約3分 ・シリアル通信: データ16,000個につき約22秒 |
電源 | 単4アルカリ電池x2本
(単4ニッケル水素電池、専用ACアダプタ (オプション:AD-06A1)、USBバスパワーも使用可能) |
電池寿命(*4) | 単4アルカリ電池2本使用時に動作ができる目安
・モニタリング: 連続60時間 (60秒周期 / 中継機なし) ・周波数チャンネル使用状況確認: 連続36時間 ・無線通信によるデータ吸い上げ: 連続200回 (RTR-501のフルデータ / 中継機なし / バックライトオフ) |
本体寸法 | H 125mm x W 58mm x D 26.3mm (アンテナ含まず)
アンテナ長: 57mm |
質量 | 約127g (電池含む) |
本体動作環境 | 温度: 0~50℃
湿度: 90%RH以下 (結露しないこと) |
付属品 | 単4アルカリ電池 (LR03) x 2、USB通信ケーブル (US-15C)、取扱説明書(保証書付)一式 |
対応ソフトウェア情報(*5) | |
対応機種 | 親機: RTR-500DC
子機: RTR-501 / 502 / 503 / 507 / 574 / 576 / 505-TC / 505-Pt / 505-V / 505-mA / 505-P Lタイプ, Hタイプ含む 中継機: RTR-500C |
対応OS(*6)(*7) | Microsoft Windows 8 32/64 bit 日本語
Microsoft Windows 7 32/64 bit 日本語 Microsoft Windows Vista 32 bit (SP1以降) 日本語 |
(*1) RTR-5シリーズと混在して使用する場合の詳細については、こちらの互換性情報についてご確認下さい。
(*2) RTR-57モードとはRTR-500DCを従来機種のRTR-57Uとして動作し、RTR-5シリーズデータロガーと無線通信を行うモードです。 (*3) 別途公開の通信プロトコルを使用し、お客様ご自身でソフトウェアを作成していただければPC間とのシリアル通信が可能となります。その場合オプションのシリアル通信ケーブル (TR-07C)が必要です。 (*4) 電池寿命は周辺温度、通信回数、電池性能などにより異なります。本説明は新しい電池を使用したときの標準的な動作であり、電池寿命を保証するものではありません。 (*5) RTR-500DCの設定・データの閲覧などを行う専用ソフトウェアはこちらからダウンロードしてください。 (*6) インストール時、Administrator (パソコンの管理者) の権限が必要になります。 (*7) Windows 8をご利用の場合、弊社ソフトウェアは [デスクトップ] 画面での動作のみサポート対象となります。 |
各部の説明
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