レジオネラ属菌自主検査セット(レジオサーチ)
レジオネラ・ニューモフィラ1群による汚染状況が、約3時間以内に判定できます。
その場で迅速・簡便に検査可能です。
製品名 | 価格 |
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商品コード T-LEGIO-SET
レジオネラ属菌自主検査セット(レジオサーチ)本体+検査キット10回分
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税別 85,000円 (税込 93,500円) |
商品コード T-LEGIO-KIT
検査キット10回分 レジオサーチ用
※1段濃縮キットと2段濃縮検査キット(1-7294-11)
オプション品
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税別 25,000円 (税込 27,500円) |
レジオネラ属菌自主検査セット(レジオサーチ)の特長
レジオサーチは、迅速・簡便・その場で判定、レジオネラ属菌のレジオネラ・ニューモフィラ1群の検査ができるキットです。
測定原理は、イムノクロマト法であり、抗レジオネラ・ニューモフィラ1群モノクローナル抗体(マウス)と金コロイドを用いた方法です。
レジオサーチは、公定法によるレジオネラ属菌検査(培養法)に代わる検査ではありません。
注意:あくまでも、日常の自主管理の一環としてご利用ください。
レジオネラ属菌自主検査セット(レジオサーチ)の動画(操作方法)
*音が出ます。
レジオネラ属菌自主検査セット(レジオサーチ)の判定
レジオネラ属菌自主検査セット(レジオサーチ)の原理
1段濃縮
検水を濃縮装置と1段濃縮キットで濃縮します。
濃縮方法は、濃縮装置で検水を約20Lろ過し、菌を集菌ろ紙で補足します。
その集菌ろ紙を10mLの溶出液に入れ、菌を集菌ろ紙から溶出します。濃縮倍率は、検水の約2,000倍です。
2段濃縮
1段濃縮でかく拌濃縮した溶出液を使用し、2段濃縮検査キットでさらに濃縮します。
濃縮方法は、1段濃縮後の溶出液に、圧縮棒で溶解した集菌ろ紙と溶出液に分離します。
分離した溶出液をPEGで約0.5mLに濃縮します。
濃縮倍率は、1段濃縮を更に20倍濃縮し、検水からは約40,000倍です。
検査方法
検水を濃縮装置と各検査キットで濃縮した後、集菌ろしから抽出した試料を用います。
試料にテストストリップを浸すと、試料は毛細管現象により移動してサンプルパッド中の抗レジオネラ・ニューモフィラ1群抗体※結合金コロイドを溶解し、試料中にレジオネラ・ニューモフィラ1群が存在すれば免疫複合体を形成して移動します。
その免疫複合体が移動してテストストリップの抗レジオネラ・ニューモフィラ1群抗体塗布部分で捕捉それて赤紫色ライン(判定ライン)が出現します。
さらに残った抗レジオネラ・ニューモフィラ1群抗体結合金コロイドが移動して、抗マウスlgG抗体塗布部分に捕捉され赤紫色ライン(コントロールライン)が出現します。
※モノクローナル抗体(マウス)
レジオネラ属菌自主検査セット(レジオサーチ)の仕様
原理 | イムノクロマト法 |
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電圧 | 入力/7.2V/2A、出力/DC10V/1A |
定格運転時間 | 60分 |
バケット材質 | ステンレス(SUS304) |
電源 | ニッケル水素充電池(内蔵) |
電源コード長 | 2m |
サイズ | ろ過装置/φ120×171mm(突起部含む)、 |
バケット/460×315×300mm、 | |
電源ボックス/160×90×58mm | |
重量 | ろ過装置/約287g、バケット/約3kg、電源ボックス/約610g 脚 |
注 ※公定法によるレジオネラ属菌検査(培養法)に代わる検査ではありません。
※保存方法:1~30℃
■セット内容 <本体>
●ろ過装置・バケット・バケットキャップ・電源ボックス・充電器・水位センサーコード(2m)・ピンセット・検査キット(10回分)
<検査キット>
●1段濃縮キット/集菌ろ紙×10枚・溶出液10ml×10本(遠沈管)・テストストリップ×10枚
●2段濃縮検査キット/PEG×10本(遠沈管)・圧縮棒×1本