サトテック
防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)サトテック
振動計TPI-9080(FFT分析機能つき)の防爆バージョン(IECEx ,ATEX指令)がおすすめ。
VibTrend PROソフトウェア、マグネットベース、保護ケースA9095 つき。
測定項目:加速度・速度・変位・劣化度BDU・FFT分析【校正書類の発行可能】
「3WAY表示」で切り替え可能で各種グラフを見やすく表示します
1)ISO診断による赤黄緑の色による自動診断機能で保全業務を強力にバックアップ
2)おまかせ診断機能で回転機械の振動原因を分析 。
3)最大800ラインのFFT解析
振動分析ソフトウェアつき。トレンドライン振動傾向推移表示を時系列で複数のFFTデータを3D表示
産業機械設備の保守保全、製品開発の設計、現場での品質管理など広範囲な用途に最適。
リース契約もご利用いただけます。お気軽にご相談ください!
製品名 | 価格 |
---|---|
商品コード SVB-015-04
防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)ベアリングチェッカーサトテック
※日本の防爆基準とは異なります(VibTrend PROソフトウェア、防爆対応加速度センサーA9093、防爆対応マグネットベース、保護ケースA9095 つき)
納期を確認下さい
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税別 598,000円 (税込 657,800円) |
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防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)ベアリングチェッカーサトテック
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防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)サトテックの測定結果【画面1】 ISO規格を参考にした速度・BDU・加速度。色判定
速度について:ISO規格に準拠した速度のRMS値(速度の実効値)と変位の切り替え表示が可能
画面の上の部分には、ISO規格に準拠した速度のRMS値(速度の実効値)が表示されます。単位はmm/sで表示。
RMS値は10 Hz(600 rpm)~10 kHz(60,000 rpm)までの振動周波数のものです。
また数値の背景色は下表の評価基準に基づき、機械のコンディションを示しています。
交通信号のように、ISOを参考にした赤・黄・緑のカラーで診断できる。
進化した機械設備診断技術で効率アップ!
機械の状態監視が、こんなに便利になるとは!
変位単位への切り替えが可能です。(TPI9070、TPI9071では不可)
測定する機械のサイズや種類は設定ウィザードで設定することができます。
ベアリング劣化度(BDU値)について
画面の左下の数値はベアリングの劣化度を表すBDU値です。 BDUはベアリングの摩耗状態の目安になる数値です。
数値が高いほど危険な状態であることを表します。
1g(ジー)の高周波振動(100 BDU)は、ベアリングが損傷している指標を表しています。したがってベアリングノイズの数値は軸受摩耗率の指標と考えることができます。
初期設定では、BDUが100以上のときは数値の背景色が赤になり、BDUが50~100の場合は、黄色(オレンジ)、50以下になると緑色になります。
ベアリング劣化度BDUの警告レベルは設定ウィザードにて変更することができます。
加速度(g)について
ISO周波数レンジ10 Hz~10 kHzにおける振動のRMS(平均)値です。
単位は重力加速度gで表します。
(1 g=9.81 m/s2)
防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)サトテックの測定結果【画面2】 自動診断機能
▽ボタンを押すと、3つの周波数帯に分割した振動速度(mm/s)が表示されます。
機械の回転速度に対して振動周波数の等倍、2倍、3倍をそれぞれ1X、2X、3Xとして、バーグラフで表示します。
この振動解析には、設定ウィザードにおいて機械の回転数(Run Speed)を正しく設定する必要があります。
1X(アンバランス:不釣り合い)
左側のバーグラフは機械の回転速度(周波数)と振動周波数が同じ場合で、機械のバランスの良さを示します。
この数値が大きい場合、機械がアンバランスであることを意味します。
バランスの良い機械だと、非常に小さな値になります。(中型機械の場合、約2 mm/s以下)
『アンバランス』とは、回転軸まわりのローターの質量が一様に分布していないことによって、回転時の各質量に働く遠心力が全体としてつりあわずに発生する振動現象です。
回転体の減肉・摩耗やスケールの不均一な付着、ローターの曲がり・偏心等によって生じます。
2X(ミスアライメント:芯ずれ)
中央のバーグラフは回転速度の2倍の振動周波数を表し、ミスアライメントが発生しているかどうかを示しています。
『ミスアライメント』とは、軸継ぎ手で結ばれた二本の回転軸の中心線がずれている場合に発生する振動現象です。
3X(ゆるみ)
側のバーグラフは回転速度の3倍の振動周波数を表し、ボルトのゆるみや基礎の脆弱性などの可能性を示しています。
『ゆるみ』とは、基礎ボルトのゆるみや、軸受の摩耗などによって発生する振動です。
防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)サトテックの測定結果【画面3】 周波数スペクトラム FFT解析
振動分析画面でさらに▽ボタンを押すと、振動レベルが周波数スペクトラム(0~1 kHz)で表示されます。
ピークの高さはスペクトルの各周波数ポイントにおけるRMS振動レベルを表示しています。
画面右の数値は、赤い点線が示す位置での周波数およびRMS振動レベルです。
赤い点線は◁/▷ボタンで左右に移動でき、ピーク位置と重なると赤い+マークが表示されます。
▽ボタンをさらに押すと、表示分解能が100ラインから800ラインに上がり、8倍の拡大表示になります。
100ラインと同様に、◁/▷ボタンで赤い点線を左右に移動できます。
防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)サトテックの振動分析ソフトウェア「VibTrend」
ソフトの機能例(一部抜粋)
●トレンドライン(推移線):測定箇所(アセット)の振動測定値の推移を示します。危険度の予測に役立ちます
●複数のFFTデータを3Dで表示します。 時系列の表示で、一目で確認ができます。
防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)サトテックの仕様
型式番号 | TPI-9080-EX | ||
---|---|---|---|
加速度センサー | IEPE型センサー(圧電式振動ピックアップ) | ||
センサー感度 | 約100 mV/g(初期値)(1 mV/g~10000 mV/gまで設定変更可) | ||
周波数レンジ |
速度 |
2 Hz~1 kHz(<600 RPM)
| |
加速度 | 2 Hz~10 kHz | ||
BDU | 1 kHz~10 kHz | ||
変位 |
2 Hz~1 kHz(<600 RPM)
| ||
最大周波数分解能 | 1.25 Hz(FFT 800ライン設定時) | ||
振動単位 | 加速度(RMS値) | g(1 g = 9.81 m/s2) | |
速度(RMS値) | mm/s または In/s | ||
ベアリング劣化度 | BDU(1g RMS = 100 BDU) | ||
変位 | mm, μm, mils | ||
速度精度 | ±5% | ||
周波数単位 | Hz、RPM、CPM | ||
入力範囲 | ±60 g | ||
ダイナミックレンジ | 96 dB(分解能0.01 g) | ||
VA 診断帯域
RPM:回転速度 |
アンバランス | 1× RPM | |
ミスアライメント | 2× RPM | ||
ゆるみ | 3× RPM | ||
記憶容量 | 1アセットに10件の読取値を保存 | ||
VibTrend Proソフト | アセット数の制限なし | ||
電源 | 単3形リチウム乾電池×2本(Energizer社製推奨) | ||
自動電源オフ機能 | 一定時間ボタン操作なしで自動的に電源が切れます。(1~60分まで設定可) | ||
電池寿命 | 通常使用約50時間(自動電源オフ機能使用、明るさ設定により異なります) | ||
使用環境 | 0 ℃~50 ℃ | ||
保管環境 | 0 ℃~70 ℃ | ||
寸法 | 本体 | 高さ200 mm・幅60 mm・厚さ26 mm | |
プローブ | ケーブル長:約80 cm~200 cm | ||
重量 | 本体 | 約180 g(電池含む) | |
プローブ | 約270 g(センサー部:約210 g、ケーブル:約60 g) | ||
防塵防水保護等級 |
防塵防水IP67
| ||
付属品 |
取扱説明書、テスト電池(本体にセット済み)
| ||
販売元 |
株式会社佐藤商事
|
※ 日本マイクロソフト社のサポートが終了したOSでご利用中に問題が発生した場合の保障・サポート対応は行っておりません。
防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)サトテックの主な機能
■振動子で測定したデータは、機械の回転速度に基づいて自動的に計算された情報を表示します。
■異変の状態を識別し本体のLCD画面で危険度を背景色で色分け表示し警告することができます。
■データロガー機能つきです。
■任意に測定箇所名を入力しその振動測定結果を記録すれば、専用の振動分析ソフトウェア「VibTrend PRO」(標準付属)を使用してPCにダウンロードすることができます。
防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)サトテックの特長
■手のひらサイズのコンパクトボディ
■さまざまな機械による振動の異変を予知するための、シンプルで使いやすいアナライザー
■TPI-9080-EXのモニターには、速度・ベアリングの劣化度(BDU)・加速度gの3つの数値を同時に表示
■アンバランス、ミスアライメント(芯ずれ)、ゆるみおよびベアリング軸受状態を含む異なる異変を見つけます
■振動の結果を保存、分析、簡易レポート作成ができる振動分析ソフトウェア「VibTrend PRO」が標準付属しています。
■振動値は、ISO値やベアリングダメージ(BDU)を色分けによる危険度のレベルを表示します。
■FFT解析(周波数スペトル)をつかった振動周波数分析
FFT分析は100分割と800分割で表示ができ、ズームやカーソル移動で詳細な部分まで読み取り可能です。
■着脱式マグネットベース付きセンサープローブ
■読み取り値をPCにダウンロードするためのUSBドッキングステーション
■IP67相当の防塵防水性能 :すぐれた耐久性
■大容量の単3形リチウム乾電池(1.5 V)×2本を使用
防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)サトテックの各部名称
防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)サトテックの測定イメージ
防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)サトテックの設定方法(設定ウィザード)
防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)サトテック動画で紹介
防爆型振動計TPI-9080-EX(FFT分析機能付)サトテックの参考資料
振動の変位、速度、加速度の関係
振動評価基準
基礎の「固」「柔」:回転機械とその取付けられた基礎を含む固有振動数が回転機械の一次危険速度の25 %以上かどうかで、基礎状態が『固い(Rigid)』、『柔らかい(Flexible)』と判断されます。
例えば、回転数が1800 rpmの回転機械(一次危険速度は30 Hz)が基礎の上に固定されている場合で、基礎を含む固有振動数が37.5 Hz(=30 Hz × 1.25)以上の場合は『固い』基礎に分類され、37.5 Hz未満は『柔らかい』基礎に分類されます。
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