船舶用超音波漏れ検査機ハッチカバーテストCARGO-SAFE　

現在　国際船級協会連合(International Association of Classification Societies＝IACS)が 採用し、風雨密テストにおける国際的な基準となっており、国際 P&I グループにおいても、 コンディションサーベイにウルトラソニックテストを採用しています。

超音波探傷検査は、チョークやホースによる探傷検査に取って代わり、環境に優しい無公害で迅速かつ正確なデジタル探傷検査です。高速で正確なデジタル検査に最適

使用方法

特長

・海洋環境を汚染しないため、港湾環境規制や管理計画に適合

・ハッチシールの穴や裂け目をピンポイントで発見

・貨物にダメージを与えない

・氷点下でも実施可能

・貨物を載せたまま使用可能

・他の乗組員の活動を妨げない

・使い方が簡単

使用に関するトレーニングが不要である。

・航空機に手荷物として持ち込める

・LCDスクリーンにより、どのような照明条件でも読み取り可能

・dB（デシベル）とOHV（オープンハッチ値）のパーセンテージを切り替え可能。

UT試験とは？

貨物に損傷を与える主な原因は、漏水したハッチカバーからの水の浸入です。

船舶の貨物倉の水密性を保証することは、船主、管理者、保険会社にとって最善の利益となります。

ハッチカバーから水が漏れた場合、保険会社やP&Iクラブに対して多額の賠償請求がなされることがよくあります。

ABS型式承認ハッチカバー試験機

ハッチカバーテストCARGO-SAFE　UT試験機は、ハッチカバー、船首、船尾、サイドドアの耐候性気密性を迅速かつ簡単に確認する方法を提供します。

ホース試験とは異なり、ハッチカバーテストCARGO-SAFEは港湾環境に悪影響を及ぼすことがなく、氷点下でも実施可能です。

用途

気密性と水密性のテストするために使用できます

カーゴハッチカバー

船首と船尾のドア

アクセスハッチのシール

水密ドア：船舶で、浸水を一部でくいとめるための扉

全天候型ドア

ばら積船のハッチ密閉測定

船上立会い検査時の測定

造船所立会い検査時の測定

造船所で修理検査時の測定

仕様

注意1：デジタル表示は、実際の漏れ量ではありませんので単位はございません。あくまでも目安とお考えください。
注意2：毒性の気体や爆発性の気体でのリーク試験には適しておりません。