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笠原理化

笠原理化工業 塩素イオン計 CL-11Z (塩素イオン電極CLD-11付)

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笠原理化工業 塩素イオン計 CL-11Z (塩素イオン電極CLD-11付)

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校正書類の発行可:有償
 

塩素イオン、水温、電極電位(mV)が測定可能な塩素イオン計。
自動温度補正式高性能塩素イオン電極。
■測定範囲:0~2000mg/l
■耐久性に優れた長寿命センサー
■校正頻度が少ないガラス電極型参照電極
■校正時のISAB(イオン強度調整剤)添加不要
■データ記録30件
※CLD-10Zの後継機種

送料/代引手数料無料 本体のみ 注文FAX 問い合わせる 見積を依頼 校正付見積を依頼
製品名 価格
商品コード W-CL11Z
笠原理化工業 塩素イオン計 CL-11Z (ケース無) ※塩素イオン電極CLD-11付
税別 175,000円
(税込 192,500円)
商品コード W-CL11Z-SET
笠原理化工業 塩素イオン計 CL-11Z (ケース付) ※塩素イオン電極CLD-11付, ケース付
税別 180,000円
(税込 198,000円)

特長

  • 塩素イオン、水温、電極電位(mV)が測定可能
  • 自動温度補正式高性能塩素イオン電極
  • ガラス電極型参照電極のため、安定性に優れ校正頻度が少なくすみます
  • バックライト機能
  • 校正時のISAB(イオン強度調整剤)添加不要
  • 防水構造(IP67相当)

主な使用場所例

下水、し尿、浄化槽、食品、化学工場、上水道等

笠原理化工業 塩素イオン計 CL-11Z (塩素イオン電極CLD-11付)の主な使用場所

仕様

品名 塩素イオン計
型式 CL-11Z
測定対象 水中の塩化物イオン
表示 液晶デジタル4桁表示
測定範囲 Cl:0~2000mg/L
mV:-1000mV~1000mV
分解能 Cl:0.1mg/L(0.1~99.9mg/L)
1mg/L(100~2000mg/L)
mV:1mV
繰り返し性 Cl:±2mg/L以内(0.1~99.9mg/L)
±5mg/L以内(100~2000mg/L)
mV:±2mV以内
温度補償 サーミスタ自動温度補償
メモリー機能 最大30件
周囲温度 0~45℃
校正方法 専用の10mg/L 1000mg/L塩素イオン標準液による2点校正
外形寸法 本体:70(W)×40(H)×173(D)mm
電極:Ф16.8×192
重量 本体:約300g、電極:約130g(ケーブル1m含む)
標準構成 CL-11Z計器本体(乾電池付)、
塩素イオン電極(CLD-11)、
塩素イオン標準液(50mL)10mg/L  :CLSLN-10-50
塩素イオン標準液(50mL)1000mg/L :CLSLN-1000-50
電極内部液(30mL):CLDLQ-30、
スポイト2本、取扱説明書、保証書、
イオン活量強度調整剤(50mL)
標準外付属品 塩素イオン標準液  10mg/L (250mL) :CLSLN-10-250
塩素イオン標準液 1000mg/L(250mL) :CLSLN-1000-250
電極内部液              (50mL):CLDLQ-50
イオン活量強度調整剤(ISAB)  (250mL) :CLISAB-250

※塩素イオンとは塩化物イオンと同じです。
※この計器で残留塩素の測定はできません。
※めっき液の塩素イオンの測定はできませんので、ご注意ください。

Q&A

●塩素イオン電極で残留塩素が測定できますか?

塩素イオンは、水に溶けている塩素分です。すなわち、水中に溶解している塩化物中の塩素分のことです。
例えば食塩は塩化ナトリウムNaClですが、これが水に溶解すると、Na+とCl-に分かれます。
Cl-は水中では塩素イオンになります。
塩素イオンは塩分濃度の指標として食品、化学、養殖、浄化槽、河川等あらゆる分野で測定される重要な水質項目です。
残留塩素は、水中に残留する全ての有効塩素(消毒効果(酸化力)のある塩素)で、遊離残留塩素 や、結合残留塩素と呼ばれるものです。
上述したとおり、塩素イオンと残留塩素は別のものです。
従って、塩素イオン濃度が高いからといっても殺菌用の塩素が十分である訳ではありません。
また、塩素イオン計で残留塩素の測定はできません。

●浄化槽放流水の塩素イオン測定の必要性

浄化槽に流入する生し尿の塩素イオンは約5500mg/Lとされています。
塩素イオンは生物処理では分解しないので放流水の塩素イオン濃度を測定すると何倍の水道水で希釈されたかの判定ができます。
例えば、浄化槽放流水の塩素イオン濃度が110mg/L、水道水の塩素イオンが20mg/Lとすると、
 (5500-20)÷(110-20)=60.888
よって、約61倍の水で希釈されていることになります。
これは浄化槽管理の重要な水質測定項目になっています。