FLIR Si2-Pro 産業用音響カメラ (エアリーク＆部分放電＆機械的故障検知)

Si2シリーズ診断対象物

特長

カメラ解像度12MP。5インチカラーディスプレイ。

カメラ解像度12MP。ズーム8倍。1280×720画素の5インチカラーLCD。

124個の超低ノイズマイク搭載で少量の漏れも検出

搭載された124個のマイクにより、少量のエアリークや機械的故障も精度よく検出。

最大200mの遠距離からも検出可能

使用・操作がとても簡単

リークが疑われる箇所をカメラで見るだけで特別なトレーニングや知識が不要。

軽量で片手操作可能

騒音の多い現場でも正確に検知するノイズキャンセル機能

リークと騒音をカメラが識別。検査時間と精度を大幅に向上します。
機械学習により、リーク音とノイズの識別を行います。ディスプレイにはリークのみが表示されます。

検出能力0.0032L/分(Si124の約10倍)。水素漏れの検出も可能。

検出性能を重視した設計により水素漏れの検出が可能。見落としていたエアリークも漏らさず検出します。

リアルタイムで漏れコストを表示。報告書も容易に作成

設備の稼働条件を反映したコスト、漏れ量がリアルタイムでカメラ上で確認できます。

圧縮エアに加え、新エネルギーの検知に対応

新エネルギーの演算式を実装し、様々な気体のコスト、漏れ量計算が可能になりました。
対応ガス：圧縮空気、水素、CO2、メタン、天然ガス、ヘリウム、アルゴン、アンモニア

騒音と放電音を自動で識別

放電音を事前に学習させることで、騒音と部分放電を正確に識別することを実現。
検出精度を飛躍的に向上させ、検出作業の生産性に貢献します。
また、最大200m離れた場所からでも部分放電を検知することができます。

部分放電の問題を特定、分類、重大度を評価

部分放電を検出後、カメラ上でAIが重大度を評価。修繕アドバイスまでその場で。
FLIR独自技術のオンボード部分放電診断機能では、カメラに搭載されたAIが放電の種別と重大度のアセスメントを自動で行います。
鉄塔に登ることなく診断ができるため、作業員の安全性が保たれる他、現場で判定を下せるため工数を削減することができます。

暗所の作業に強いLEDライト搭載

内蔵のLEDライトで薄暗い場所を照らします。鮮明な画像で検査時間短縮。

解析ソフトウェア FLIR Thermal Studio 対応

USB転送により、PC上でのオフライン解析が可能。編集、分析、高度なレポート作成ができるプラグインを備えています。

FLIR Acoustic Camera Viewerのクラウドサービス

取得した画像を、Wifi経由でクラウドに転送。    
保存ファイルにアクセスし、分類や、解析を行うことができます。
1製品に無料のアカウントが１つ付属します。

仕様

Q&A

▼平均の取り扱いトレーニング時間は？

操作取り扱いは約5分程度、効率的に使いこなす為の現場OJTでは約15～30分程度（リーク箇所×3程度）となります。

▼診断対象は？

エア、蒸気、窒素配管など気体種別は問いません。
一定の圧がかかっていることが条件です。（最低0.3Mpa以上）

▼コスト削減効果は？

標準的な試算でリークサイズ1.5mm、0.7Mpaにおいて年間¥100,000程度です。（¥72,000＠0.55Mpa）
リークサイズ12mm時は¥600,000＠0.7Mpa。