pH計データロガPH-230SD J サトテック

特長

• 養殖漁場などの水質管理に最適
• 精度の高いpH測定が可能な３点キャリブレーション機能
• 自動温度補償(ATC)あり
• 0～14pHまでのPH測定機能と、±1999mVレンジの酸化還元電位（ORP）の測定機能つき
• SDカード（1～16GB）にデータを記録、パソコンにデータ取り込みが簡単
• 2GBのSDカードで30秒おきにデーターを記憶したとして、16年間分のデータを計算上保存することができます
• 最大値MAX・最小値MIN機能つき
• ホールド機能つき
• 分解能が0.01
• 簡単な電極の交換が可能
• パソコンとケーブルを介して通信も可能
• 時間とpH値をパソコンに取り込むことが可能。エクセル形式(xls)で保存。

SDカード（1～16GB）にデータを記録 パソコンにデータ取り込みが簡単	時間とpH値をパソコンに取り込むことが可能

オプション マルチ収集分析ソフトMJ-LOG2

• 多点計測
• 複数計測器の同期計測
• 最大16チャンネルの同時グラフ表示
• CSV出力
• 最大値、最小値表示

pH計データロガPH-230SD J サトテック 用電極のラインナップ

温度センサ付きpH電極 PE-03K7	投げ込み型pH電極 HJ-BPHNO
水温計測可能（0～50度） ケーブル1m	水温計測可能（0～80度） ケーブル5m

一般pH電極 PE-11	投げ込み型pH電極PE-21
水温計測不可。 ケーブル1m ＊温度センサ内蔵ではありません。	水温計測不可。 ケーブル5m ＊温度センサ内蔵ではありません。

用途

• 養殖漁場などの水質管理に
• 水族館、冷却塔、廃水処理、衛生設備、実験室など
• 貯水槽・ボイラー・排水などの水質検査に

仕様

pH/ORP計仕様

測定単位		PH、ｍV（ORP）
測定	機能	レンジ	分解能	再現精度
	pH	0 ～14 pH	0.01	±(0.02pH + 2d)
	ORP	-1999～+1999 mV	1 mV	±(0.5% + 2d)
インピーダンス		10＾12　Ω
PHの温度補償	手動	ボタンで0 ～100℃内で設定
	自動	オプション電極にて 0 ～60℃内で自動調整
測定可能な液体温度		0～50℃まで（標準電極で）
PH校正		2点校正：pH7と他の1点（pH4またはpH10）

本体仕様

※SDカードは付属しておりません。
※SDカードの相性による商品の動作保証は行っておりません。

注意点
※本体とプローブの接続部は、防水ではありません。
※付属の標準電極で強酸性水、強アルカリ性、高温、キレート剤、塩酸、フッ酸の水溶液のpH計測はできません。
※pH電極やORP電極には、保証がつきません。消耗品になります。

各部名称

お客様からのご質問

ACアダプタ(UN110-0913)を使用した場合に、測定値が安定しない

いただいた状況から推測されることは、数値変動の原因は本体機器ではなく、ACアダプター等を通じて外部より混入する電気ノイズと考えられます。
これは、使用環境や使用機器等によっても異なりますが、AC電源（DC電源）回路やケーブルを通じてノイズが入り込んでいる可能性があります。
一般的には、動力機器を使用している環境などでは、動力回路や併用している配電盤内の電灯コンセント回路には、混入する可能性があるのでご了承下さい。そのため、別の電源回路か電気ノイズの影響を受けない電源をご利用いただくか、発生源と推測される機器等を別の配電盤からご利用いただく等の対処をしていただくのが良いかと思います。
また、水槽に接地（アース）を取ることで、多少改善されるケースもありますので、一度お試しいただければとは思います。
また、参考に電気ノイズに関する日本電機工業会の資料をご用意いたしましたので、ご参照ください。詳細は、電気やノイズに詳しい方にご相談いただくのが良いかとは思いますのでご了承下さい。

参考：【注意】電気ノイズによる障害

一時的に測定器が動作不良（障害）や異常値を表示する場合、本体に何かの電気的高調波や電磁波によるノイズが影響して生じる場合がありますのでご注意ください。

• AC電源（DC電源）を利用される場合、電源回路からのノイズ
• 機器本体に接続される通信ケーブルが接する機械等から受けるノイズ
• その他、周囲から機器やケーブルが電磁誘導により生じる電磁波ノイズ

その他にも発生する原因は多数あるため、特定しずらいのですが、原因を特定し、対応していただくしかないかとは思いますのでご了承下さい。