テクロック デジタルデュロメータ(ゴム・プラスチック硬度計) GSDシリーズ
JIS K 6253(新JIS)対応のデジタルデュロメータ。
ピークホールド(最大値保持)機能付きで、最大値が読み取りにくいエラストマーの硬さ測定に有効。
最小読み取り値は0.5で、アナログタイプの1/2。
中硬さ用のタイプA、高硬さ用のタイプD、低硬さ用のタイプEの3タイプ。
型式 *K-R はスタンド取付け兼用型で、加圧面が直径18mm。
オプションのプリンタSD-763Pとの接続により、測定データの統計処理が可能。
テクロック デジタルデュロメータ(ゴム・プラスチック硬度計) GSDシリーズの特長
ゴム硬さ測定のISO及びJIS規格の大幅改訂に対応
中心部品のムーブメントからテクロック社開発
重要機構部品であるムーブメントからテクロック社で設計・開発。
ダイヤルゲージメーカーとして歯車、ラックピニオン技術を保有しているからこそ。
人間工学に基づいた操作性抜群のデザイン
保持しやすいデザイン、試料との良好な密着性が得られる加圧面形状ともに、人間工学に基づいたもの。
測定の安定性を追及した結果です。
ISO書類の発行が可能(有料)
すべてのデユロメータに、トレーサビリティ体系図繍校正証明・検査成績書のいわゆるISO3点セット書類の添付発行が可能です。
世界で最も幅広いラインナップ
ウレタンフォームからプラスチックまで、広範囲な測定物に対応。かつ、測定面形状の違いも考慮に入れたモデルを開発。
世界一のラインナップです。
テクロック デジタルデュロメータ(ゴム・プラスチック硬度計) GSDシリーズの用途
一般ゴム・エラストマー・軟質プラスチック・タイヤ・ゴムロール・ゴムホースなどの硬度測定に最適
テクロック デジタルデュロメータ(ゴム・プラスチック硬度計) GSDシリーズの使用方法
硬さ測定の基本
平らな面に置いた試料の平面に、両手でしっかりと保持したゴム・プラスチック硬度計(デュロメータ)の加圧面(押針面)を真上から一定速度で垂直に押しつけ、密着後ただちに指示した最大値を読み取るもので、その値が「硬さ」を表わします。
(単位なし)
測定する時の基本条件
1)測定位置は、試料の端から12mm以上内側、間隔は6mm以上離す
2)試料の厚みは、通常6mm以上
3)5ヶ所の中央値あるいは、平均値を硬さの値とする
4)測定結果はタイプAで50の場合、「A50」と表記
5)試験環境は、温度23±2度、湿度50±5%
(各規格ほぼ共通に定められています)
デュロメータはハンディで取り扱いも簡単ですが世界共通の物理試験にもなっており、得られた値は「試験の結果」として評価される大切なものです。