OLYMPUSオリンパス
エビデント 蛍光X線分析計 Vanta Element (金属成分分析器)
当ててトリガーを引くだけで成分元素の測定・合金判定が可能。
その場で素早く、測定対象を破壊せずに成分元素を分析する携帯型のハンドヘルド蛍光X線分析計。
基本機能を追求し、リサイクル市場に最適化したコストパフォーマンスモデル。
スクラップ選別、金属製造、貴金属分析における金属テストを迅速に行うことができます。
使いやすく、習得も簡単なスマートフォンのようなインターフェイス。
・合金・貴金属分析に特化した「V2EL-LT」、軽元素分析も可能な「V2EL-SDD」の2モデルを展開
・600種類以上の合金のライブラリーから品種を特定可能
・貴金属(Pt、Au、Rh、Irなど)のカラット表示や純度表示可能
・IP54相当の防塵・防水性能
・1.2mの米国軍用規格落下試験に合格
弊社ではメーカー(エビデント)と協力しており現地デモが可能です。
引合製品ですので、お見積り依頼をお願いします。
3年保証つき。驚きの価格でお見積り!無料デモ実施中!まずはお気軽にお問い合わせを
製品名 | 価格 |
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商品コード M-EV-VT2-ESD
エビデント 蛍光X線分析計 Vanta Element V2EL-SDD(金属成分分析器)
※Mg~Uの元素測定に対応。幅広い用途に対応します。
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商品コード M-EV-VT2-ELT
エビデント 蛍光X線分析計 Vanta Element V2EL-LT(金属成分分析器)
※Ti~Biの元素測定に対応し、合金・貴金属分析に特化。
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エビデント 蛍光X線分析計 Vanta Element (金属成分分析器)のモデル
V2EL-SDD
シンプル設計ながら高感度SDDを搭載しMg~Uの元素測定に対応。
メソッドも全て追加可能で幅広い用途に対応します。
V2EL-LT
Ti~Biの元素測定に対応し、合金・貴金属分析に特化。(※軽元素は測定不可)
初のSDD搭載で、測定スピードがさらにアップ(従来のSi-Pin 比較で約1/2)。
用途
対象物に含まれる成分や合金品種を特定したい場合や、軽元素分析(モデルによる)に使用します。
ラボの検査レベルを現場で実現できるため、大きすぎる、扱いにくい、費用がかかるなどの理由でラボに運ぶことが難しい対象物を現場で分析可能です。
その場でリアルタイムに情報が得られ、意思決定に役立ちます。検査作業の効率化、費用の削減にも貢献します。
・自動車部品等、合金品種の判定(PMI検査)
・金属製造現場の品質管理(QC)
・製品出荷前の成分確認
・貴金属/宝飾品分析
・アルミダイカストの材料確認
・リサイクル金属の選別など
ハンドヘルド蛍光X線分析計VANTAシリーズのメリット
非破壊で分析可能です
・対象をそのまま分析
・X線は試料にダメージを与えません
短時間で分析できます
・高速起動
・高カウントレートのSDD を採用
・分析値をリアルタイム表示
分析場所を選びません
・対象がある「その場」で分析
・バッテリー駆動
形状大きさを選びません
・長さ、幅、重さを問わず分析
・分析スポットは9mm/3mm 選択可 ※オプションのコリメーター選択時
・粉末や液体も分析可能(ソイルカップ使用時)
蛍光X線分析計VANTAシリーズの検出可能元素・検出限界
VANTAシリーズで検出可能な元素(グレーは検出不可)
※モデルにより検出可能な元素が異なります
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測定原理
測定する対象物にX線を照射し、発生した蛍光X線を読み取ることで、成分元素や含有量を分析します。
蛍光X線は元素ごとに固有のエネルギー量を持っているため、成分元素や含有量の分析が可能となります。
特長
軽元素の検出が可能
軽金属元素にも対応したVanta Element-S 分析計。合金品種判定および軽元素分析が可能になります。
Mg~の軽元素測定に対応し、複数メゾットを標準搭載していることから、用途を問わず使用する事ができます。
過酷な使用環境にも対応する堅牢性・耐久性
・米国軍用規格(MIL-STD-810G)に準拠した1.2m落下試験に合格
・過酷な環境での使用に対応するためIP54の防塵・防水性能を装備
・検出器を保護することで、鋭利なサンプルによる測定窓突き刺しリスクを低減
・-10℃~45℃の環境温度範囲で安定した測定が可能
優れた分析性能
・EVIDENT独自の革新的な新技術を採用。低電子ノイズの設計により、より高精度な測定結果を取得すること可能。
・高いX線カウントレートにより高分解能を実現し、測定スピード、LOD(検出限界)、再現性を向上させています。
・安定した再現性があり、初心者から熟練したオペレーターまで、毎回同等の測定結果を得ることができます。
簡単操作
・直感的な操作が可能なユーザーインターフェース
・屋内外で読み取りやすいタッチパネル式カラーディスプレイ
・手袋を着用した状態でも操作可能なボタンやトリガー操作
データ保存が簡単
・USB、またオプションの無線LAN/Bluetooth®で測定データを外部デバイスに転送可能
・microSDカード保存可能
第2世代Vantaの進化ポイント
ハードウェア
モダンな外観デザインに加え新型バッテリーの採用で装置本体の重量バランスを改善。
さらに人間工学に基づいた、小さく、滑りにくい弾力性のある新型ラバーグリップを採用。
装置の重量バランスとグリップのフィット感が使用時の疲労度を軽減。
※画像はVanta Coreですが、ポイントは同じです
ソフトウェア
視認性がさらに向上し、直感的なユーザーインターフェースに。
クラウドを利用したデータ管理
測定したデータをCloudにアップロードすることで、世界中からデータの共有が可能に。
検査現場から離れた場所にいる管理者が各現場の検査状況を把握したり、事務所にいる方が先行して報告書を作成することが可能です。
※無線LANドングル(オプション)が必要です
3年の製品保証
品質に自信があるからこそ、全モデル対象の3年保証を実現。
仕様
モデル | Vanta Element | ||
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型式 | V2EL-SDD | V2EL-LT | |
主要スペック | 外形寸法 | 10.4 × 29.6 × 24.1 cm(W × H × D) | |
質量(バッテリー搭載時) | 約 1.84kg | 約 1.71kg | |
標準照射径 | φ6mm | φ9mm | |
X 線管 | 最大 4W(50kV、0.2mA)Ag | 最大 2W(35kV、0.05mA)W | |
1 次フィルター | 4 ポジション(自動選択) | 1 ポジション(固定) | |
検出器 | 高感度 SDD | 標準 SDD | |
ー | |||
ウインドウフィルム | 裏面粘着式カプトンメッシュプロレンフィルム | 裏面粘着式カプトンフィルム | |
測定元素範囲 | Mg ~ U | Ti ~ Bi | |
電源 | 取外し可能な 14.4V リチウム イオン電池、または、AC アダプター 出力:DC18V、3.9A、入力: 100 ~ 240VAC、50 ~ 60Hz、最大 70W | ||
ディスプレイ | 800 × 480( WVGA)LCD スクリーン、静電容量方式タッチスクリーン、ジェスチャー制御対応 | ||
保護等級(IP) | IP54 準拠 | ||
落下試験 | 米国 MIL STD 810G 1.2m の落下試験合格 | ||
使用環境温湿度 | 温度:―10℃ ~ 45℃、湿度: 10% ~ 90% | ||
選択可能メソッド | ① Alloy
② Geochem ③ Soil ④ PM ⑤ Coating ⑥ RoHS ⑦ CarCatalyst |
① Alloy
④ PM ⑦ Carcatalyst | |
※ メソッドは1つ以上選択必須
※ ⑤を選択する時は①の選択が必須 | |||
元素追加 | 可能 | ||
データ保存 | 内蔵システムメモリー(4GB)、拡張 microSD カード(1GB) | ||
USB | USB2.0 対応 A タイプ ポート(× 2): 無線 LAN ドングル(オプション)/ Bluetooth® ドングル(オプション)/ USB メモリー接続用
USB2.0 対応ミニ B タイプポート(× 1): PC 接続用 | ||
安全機構 | 近接センサー | 検出器で信号を未検知の場合、X 線照射を強制遮断 | |
赤外線センサー | ー | ||
インジゲータ―ランプ | 放射線警告 LED | ||
オプション | カメラ・コリメータ | ー | |
冷却ファン | - | ||
ワークステーション | インターロック機構と放射線警告 LED の使用不可 | ||
フィールドスタンド | 簡易遮蔽ボックス | ||
ホルスター | 携行ケース | ||
ソイルフット | 自立補助スタンド | ||
無線 LAN | 802.11 b/g/n(2.4GHz)対応 | ||
Bluetooth | Bluetooth® と Bluetooth® Low Energy 対応 | ||
製品保証規定 | 3年保証 |