midi LOGGER GL260 絶縁10チャネルハンディロガー グラフテック
絶縁多チャンネルハンディロガーmidi LOGGER GL260
■3つの新機能(アラーム履歴・CH演算強化・メモリループ機能)
■無線LAN対応でワイヤレス&遠隔監視対応
■全チャンネル絶縁マルチファンクション入力対応
■最速10ms~1H間隔でデータ収録可能
グラフテック専用ワンタッチコネクタとミニプラグ
特長
無線LANユニットでPCとワイヤレス計測
オプションの無線LANユニット(B-568)
無線LANユニットを装着、用途にあわせて「アクセスポイント」「ステーション」の切り替えが可能。
「アクセスポイント」ではルーター不要でPCやスマートデバイスと直接接続が可能。
「ステーション」では無線LANルータと接続が可能。環境によっては、インターネット経由で遠隔のPCやスマートデバイスでデータ確認やメール受信が可能。
新サービス 「G-REMOTE」(※別途有償サービス)
インターネット環境さえあれば、WEB ブラウザを利用して世界のどこからでも簡単に GL の遠隔操作・データ収録が可能です。
また、収録したデータは専用クラウドサーバーへ バックアップ可能です。
絶縁マルチファンクション入力
全チャネル絶縁入力方式を採用し、配線に気を配る必要がありません。
さらにマルチファンクション入力に対応しており、さまざまな現象の測定が可能です。
電圧 | 20mV〜100V、1-5 V/F.S. |
---|---|
温度 | 熱電対:R,S,B,K,E,T,J,N,W (WRe5-26) |
湿度 | 0〜100% (オプションのB-530必要) |
パルス | 4ch 積算・瞬時・回転数 |
ロジック | 4ch |
最高10msのサンプリング速度に対応
チャネル数を絞る事により、最高10msでのデータ収録が可能です。
サンプリング速度 | 10ms | 20ms | 50ms | 100ms | |
---|---|---|---|---|---|
連続可能ch数 | 1 | 2 | 5 | 10 | |
測定対象 | 電圧 | ● | ● | ● | ● |
温度/湿度 | - | - | - | ● |
8GBメモリで長時間の収録にも安心計測
標準で8GBのフラッシュメモリを搭載しています。
収録データはGBD (グラフテックバイナリデータ)形式や、CSV形式で保存可能です。
収録時間例 (アナログ10chのみ使用時、2GB収録時)
サンプリング速度 | 10ms | 50ms | 100ms | 200ms | 500ms | 1s | 10s |
---|---|---|---|---|---|---|---|
GBD形式時 | 41日 | 88日 | 103日 | 207日 | 365日以上 | 365日以上 | 365日以上 |
CSV形式時 | 3日 | 12日 | 18日 | 36日 | 91日 | 182日 | 365日以上 |
リング収録機能
設定した収録点数以上になると、古いデータを削除しながら最新のデータのみを残します。(設定した収録点数)設定可能点数:1000点~2,000,000点
リレー収録機能
GL260の1回のデータ収録容量は2GBとなります。本機能を使用する事により、データを取りこぼし無く2GB単位でファイルを区切って連続収録できます。
メモリループ機能
従来のリレー機能に加え、メモリ容量が不足する前に最も古いファイルを自動で削除し、収録を継続します。
収録中のSDメモリカード交換機能
データ収録中にSDメモリカードの入れ替えが可能な機能です。
※無線LANユニット (B-568) を装着した場合、SDメモリカードを装着することはできません。
バックアップ機能
収録しているデータを一定間隔ごとに、他の記憶媒体に自動でバックアップができます。
- ■ バックアップ間隔 : 1・2・6・12・24時間
- ■ バックアップ先 : 本体メモリ・SDメモリカード・FTP
- ■ ファイル形式 : GBD・CSV
※ CSV形式での保存時はサンプリング速度100msより遅い設定時のみ使用できます。リング収録On時や、外部サンプリングの場合は、バックアップ機能は使用できません。収録先と同じメモリをバックアップの保存フォルダには設定できません。CSV形式収録とバックアップ機能が有効な場合、SDメモリカードの交換とリレー収録はできません。
データ破損チェック機能
収録データに対し、ファイルの整合性を確認する簡易的なチェック機能です。第三者などによりファイルの中身が変更された場合、チェックサム確認を行うとチェックサムが不一致となり、ファイルが改竄されたことがわかります。チェックサム機能では、収録ファイルにチェックサムを付与します。
※ チェックサムは、バックアップファイル、リング/リレーファイル、データ保存ファイルにも付与されます。ファイル形式はGBDのみが対象です。本器以外 (GL28-APS、GL-Connection) で収録ファイルの変換保存を行うと、チェックサムが一致しなくなります。
便利な機能
アラーム出力機能
異常信号発生時に、アラーム信号を出力することが可能です。各チャネルで条件設定が可能です。出力は4chを装備しています。
※オプションのGL用入出力ケーブル(B-513)が必要です。
アラーム履歴機能
アラームの発生・解除の日時履歴を一覧表示にして、アラーム発生場所・解除日時と該当チャンネルが一目瞭然。
アラーム発生・解除履歴はテキストデータで保存されます。
チャネル演算強化
チャンネル演算機能とは、2つのCH間を四則演算する機能です。(例:CH1 + CH2 = X を記録)
演算専用チャンネルが10ch搭載。チャンネル間演算に係数が使用可能。温度測定時に4点補正機能が使用可能です。
オートスパン
設定画面への移動が簡単に、かつスパンの調節も自動で簡単に行えます。波形を自動で最適値に設定することで波形が画面いっぱいに見やすくなります。
USBドライブモード
GL260とPCをUSBケーブルで接続し、USBドライブモードで起動すると、GL260がPCのドライブの一つとして認識し、GL260内の測定ファイルをドラッグ&ドロップでPC内へ移動が可能です。
3WAY電源に対応
GL260の駆動電源には、AC電源*1、DC駆動*2、バッテリ駆動*3に対応しています。
(*1) 付属のACアダプタ使用
(*2) DC駆動ケーブル(B-514)が必要
(*3) バッテリパック(B-573)が必要
操作性向上
WEBサーバー機能高速化
WEBサーバー機能とはローカルネットワーク内でWEBブラウザを使用してGL本体の設定や測定値のモニタリングができる機能です。更新速度の処理高速化でより円滑になりました。
波形設定簡略化
スパンの調節が自動で簡単に行えます。波形を自動で最適値に設定することで波形が画面いっぱいに見やすくなります。
不要メニューの非表示設定
使用しない機能は非表示で、更に使いやすくなりました。表示/非表示の選別は、一覧またはウィザードに沿って選択可能です。
HELP QRコード表示
本体の各設定項目でHELP-QRコードを設置し、WEBのQ&Aページで不明な機能を確認できます。
視認性向上(ディスプレイ彩度UP/MENUツリー改善/フォント変更)
前機種(GL240)に比べ、十字キーとENTERキーでのシンプル操作はそのままに、フォントや色度の変更で格段に見やすさが向上。更に使いやすくなりました。
仕様
GL260 本体仕様
アナログ入力ch数 | 10ch | |
---|---|---|
外部入出力※1 | 入力 | トリガ入力(1ch)または外部サンプリング入力(1ch)、ロジック入力(4ch)またはパルス入力(4ch)
入力電圧範囲 :0~+24V(片線接地入力) 入力信号 :無電圧接点(a接点、b接点、NO、NC)、オープンコレクタ、電圧入力 |
出力 | アラーム出力(4ch)
出力形式:オープンコレクタ出力(5Vプルアップ抵抗10kΩ) | |
サンプリング周期 | 10ms~1h(10ms~50msは電圧のみ、ch数制限あり)、外部 ※1 | |
TIME / DIV | 1s~24h | |
トリガ機能 | トリガ繰り返し | Off・On |
トリガ種類 | スタート:トリガ成立でデータ収録開始
ストップ:トリガ成立でデータ収録停止 | |
トリガ設定 | スタート:Off・レベル・アラーム・外部・時刻・曜日・一定時間
ストップ:Off・レベル・アラーム・外部・時刻・曜日・一定時間 | |
アラーム機能 | アラーム判定種類 | 各チャネルのアラーム値に対し「Level」または「Edge」で判定
アナログ判定:立ち上がり(↑)・立ち下がり(↓)・範囲内・範囲外 ロジック判定:パターン パルス判定:立ち上がり(↑)・立ち下がり(↓)・範囲内・範囲外 |
パルス入力 | 測定モード | 回転数モード/積算モード/瞬時モード |
最大パルス入力数 | 最大入力周波数:50kHz
最大カウント数:50kC/サンプリング(16Bitカウンタ) | |
PC I/F | USB2.0(ハイスピード)、無線LAN(オプション装着時) | |
記憶媒体 | 内蔵メモリ | GL260 : 約8GB (内蔵固定化) ※2 |
外部メモリスロット | SDカードスロット ※3 SDメモリカード : SDHC対応、 最大約32GBメモリ使用可能 ※2 | |
記憶内容 | 本体の設定条件・測定データ・画面コピー | |
表示器 | 4.3インチTFTカラー液晶ディスプレイ(WQVGA:480×272ドット) | |
使用環境 | 0~45℃、5~85%RH(バッテリ駆動時は0~40℃/充電時15~35℃) | |
電源 | ACアダプタ | AC100~240V / 50~60Hz |
DC入力 | DC8.5~24V | |
バッテリパック | DC7.2V(2875mAh)(バッテリパック オプション) | |
消費電力 | 36VA以下(ACアダプタ使用、LCD ON時、バッテリパック充電時、AC100V) | |
外形寸法 [W×D×H](約) | 188 × 117 × 42 mm(突起部含まず) | |
質量 [重量](約) | 500 g(ACアダプタ、バッテリ含まず) | |
耐振性 | 自動車部品第一種A種相当 |
※1 GL用入出力ケーブル(B-513)が必要です。
※2 収録ファイルは1ファイル2GBまでです。
※3 オプションのGL無線LANユニット (B-568) 装着時は、 SDカードスロットを使用できません。
アナログ入力部仕様
アナログ入力端子形状 | M3ねじ式端子(角型平座金) | |
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入力方式 | フォトモスリレーによるスキャン方法、全CH絶縁、平衡入力 | |
測定レンジ | 電圧 | 20・50・100・200・500mV、1・2・5・10・20・50・100V、1-5V F.S. |
熱電対 | K, J, E, T, R, S, B, N, C (旧W:WRe5-26) | |
湿度 | 0~100%(電圧0~1Vスケーリング換算)※B-530(オプション)使用 | |
フィルタ | Off、2、5、10、20、40(左記の回数で移動平均を実施) | |
A/Dコンバータ | 分解能 | 16Bit(有効分解能:±レンジの1 / 40,000) |
最大入力電圧 | 入力端子+/-間 | 20mV~1Vレンジ(60Vp-p)
2V~100Vレンジ(110Vp-p) |
入力端子/入力端子間 | 60Vp-p | |
入力端子/GND間 | 60Vp-p |
PC用アプリケーションソフトウェア仕様
型名 | GL28-APS |
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対応OS | Windows 11 (64bit) / 10 (64bit/32bit)
※OSメーカのサポートが終了している OSにつきましては、弊社でのサポートも対象外となります。 |
機能 | 本体制御、リアルタイムデータ収録、コンバート |
グループ数 | 4グループ MAX |
1グループch数 | 接続機器の最大まで |
最大ch数 | 1000ch MAX |
設定範囲 | アンプ設定、収録設定、トリガ・アラーム設定、レポート設定、その他 |
収録データ | リアルタイムデータ(CSV、GBDバイナリ)
SDメモリカードデータ(CSV、GBDバイナリ) |
表示内容 | アナログ波形、ロジック波形、パルス波形、デジタル値 |
表示モード | Y-T表示、デジタル表示、統計・履歴表示、カーソル間X-Y表示(再生時のみ)、積算棒グラフ表示 |
ファイルコンバート | カーソル間、全データ、間引き機能 |
監視機能 | アラーム監視で、指定のアドレスにメールを発信 |
統計・履歴表示 | 測定中の最大・最小・平均値を表示 |
レポート機能 | 日報・月報ファイルを作成可能 |
標準付属品
クイックスタートガイド | 1冊 |
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保証書 | 1式 |
ACアダプタ | AC100~240V、50/60Hz、電源コード1式 |
フェライトコア | USBケーブル取り付け用 1個 |
オプション品
品名 | 型名 | 価格 |
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GL無線LANユニット | B-568 | 18,700円 (税込) |
バッテリパック | B-573 | 17,600円 (税込) |
GL用入出力ケーブル | B-513 | 8,800円 (税込) |
DC駆動ケーブル | B-514 | 5,500円 (税込) |
SDメモリカード 8GB ※1 | B-572-8 | 3,300円 (税込) |
midi LOGGER収納ケース | B-581 | 44,000円 (税込) |
GL260用ACアダプタ ※2 | ACADP-20J | 11,000円 (税込) |
※1 市販品のため予告なく仕様が変更することがあります。
※2 交換用ACアダプタ(本体標準付属同等品)
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※1本からでも、お客様の要望にあわせて温度センサ(熱電対/白金測温抵抗体)の受注生産可能です。
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